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2011年11月27日(日)



例年に比べ、今年は暖かい秋のせいか、朝晩の冷え込みが、
ちょっと身体に堪えます。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

兵庫県三田市の有馬富士公園で、秋の散策を楽しみました。

有馬富士の裾野の美しさと、木々の色づきにしばし見とれて
季節の移ろいを感じるのもいいものです。




有馬山 猪名の笹原 風吹けば

    いでそよ人を 忘れやはする  
  
                 大弐三位


小倉百人一首にも有馬富士の歌が読まれております。

現代語訳は、しばらく来なかった恋人が、
「不安です、あなたが心変わりしてないかと思って」と
歌を寄こして来たので、その返歌として、

「有馬山の近くにある猪名(否)の笹原に生える笹の葉が、
風が吹くとそよそよと音を立てる、ではありませんが、
そよ(そうよ、そうよ、そうですよ)そのひと(あなた)を
忘れたりするものですか。
忘れているのは、あなたの方じゃありませんこと?」

平安時代は、随分とロマンチックですね。



紅葉を楽しんだ後は、いよいよ冬本番です。

皆様、お風邪などお召しになりませんよう、
どうぞ暖かくしてお過ごしください。




2011年11月13日(日)



先日、ブログ内でお知らせしておりました通り『第1回 宝塚だんじりパレード』に
私も参加して参りました。




宝塚市内19地区11基のだんじりが、一堂に集結するのは今回が初めてです。



当日は、雨模様にもかかわらず、約4000人の観衆が集まってくださり、
会場は大いに盛り上がりました。

たんじり後部の「見送り」に、竜虎等の刺繍を施した幕をあしらった
『宝塚型』や彫り物細工の『住吉型』など各町自慢のだんじりは、
見ごたえ十分!



11基が連なったパレードでは、鉦や太鼓に負けないぐらいの掛け声が
各だんじりから響き渡り、さらにお互い競い合い、熱気に包まれ、
迫力ある引き回しとなりました。





祭りだんじり好きには堪らない宝塚だんじりパレード、
来年も第2回の開催が予定されておりますので、
皆様も是非ご参加下さい。

これからも、郷土の文化、伝統を大切にしていきたいと思います。

それにしても、本当に楽しかった!来年、皆様をお待ちしております。







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