前のページへ     2013年 2月     次のページへ






2013年 2月 25日(月)




大阪のど真ん中、その一箇所から発祥した苗字があるんです。
それを聞いて、私もびっくり!調べてみますと・・・



その珍しいお名前は、渡辺・渡邉・渡邊・渡部などのワタナベさん。

渡辺は、渡部とも書いて、ワタナベ、ワタベ、ワタリベと読み、古代の職業、
船で運搬する仕事を『渡部』と呼んだのが始まりだという説があります。

嵯峨源氏の源融(みなもとのとおる)の子孫の源綱(みなもとのつな)が、
源満仲の婿である源敦の養子となり、淀川河口の港町、渡辺津に住んで
渡辺綱(わたなべのつな)を名乗り、渡辺の祖となりました。

渡辺綱は、源頼光に仕えた四天王の一人です。
京都の一条戻り橋で鬼退治をした豪傑で、子孫は摂津渡辺党という水軍の
武士団として活躍、戦国武将らに仕え、全国に広まったそうです。





渡辺綱が司った坐摩神社(いかすりじんじゃ)内だけを昔は『渡辺町』と言い、
大阪城築城により、渡辺津から現在の地に遷座しました。



住居の守護、交通安全の神、安産の神様です。
珍しい三ツ鳥居。



陶器神社や、上方落語の発祥の地の記念碑もありました。
全国のワタナベさんに成り代わってお参りいたしました。

ちなみに源融は、光源氏のモデルだそうです。
渡辺綱もきっと男前だったでしょうネ。

名前や家紋から、ルーツを探すのも面白いですね。









2013年 2月 6日(水)




2月は光の月とも言いますが、毎日少しずつ確実に日が伸びてきているのを
感じます。

淡路島の水仙が、甘い香りとまぶしい花色で春の前ぶれを教えてくれました。



今年は、立春より先に寒さも緩み、一時春を先取りした陽気の日もありました。



そして、またまた寒気襲来。



寒さの中にも、耳を澄ませば春の足音が聞こえてきます。

皆様、お風邪などお召しになりませんよう、ご自愛下さい。










 前のページへ     2013年 2月     次のページへ