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2025年 8月18日(月)


天気予報の夕方から雨・・・を懸念しておりましたが、
8月17日、池田市「西福寺」にて、施食会の法要の後、お盆の「送り火」が
お蔭様で、無事に終わりました。


準備中カミナリも聞こえて、ご住職様、世話人様、関係者はハラハラでした。


やがて皆の心配は、降らへんかったね~と安どの声に変り、
さすが西福寺の仏さまは、パワーあるなぁ~
日頃の行い、みんなええんやね! と笑顔が倍増となりました。

昼間とは違い、夜のお墓参りは一年に一度です。


力強いお経と蝉の声、揺らめくローソクの灯、風鈴の音、そして、暑い・・。


この辺にニコニコ顔があったらいいですよね。
と、ご住職様が思いついたので、それなら、ご住職様のお顔にしよう~
皆でローソクを置いたら、なんとお地蔵様になりました (*’▽’)

ドローンじゃないとよくわからないので、みなさん、心の眼で見てくださいと
お願いしました。
写真に撮ったら、お地蔵さんやね~と、みんなでビックリ。


境内で笑い声、皆様の祈りは、西福寺の仏さまにも大切な方々にもきっと届いています。
来年もまた、この特別な夏の夜を一緒に過ごしたいと心から願います。






2025年 8月 3日(日)


京田辺市『大御堂観音寺』にお参りに行きました。


ご本尊は、十一面観音観世音菩薩


十一面観音様は、頭に11の様々な表情をしたお顔があり、あらゆる方向を見渡し、
困った人を見逃さず、すべて救済してくださるというありがたい仏様です。

十種勝利(現世での十種類のご利益)と、四種功徳(来世での四種類の果報)
常に我々とともにあって、苦しみから救い、無病息災に、不時の災難を逃れさせ、
幸せと願いを叶えてくださいます。

インターホンを押すとご住職がお出ましくださり、国宝、十一面観音立像、
お寺の歴史についてご説明くださいました。

もとは興福寺の別院で息長山普賢寺という大変大きなお寺であり、今はその往時の
面影もなく、地名にお寺のゆかりの名がつく程度・・・
少し切なくなるお話でした。

↑(画像は、お借りしています)

天平時代は、金箔だったとのこと。
でも、とても優美でお綺麗です。
「そこからより、こっちでも見て。角度が変わると表情も変わって、綺麗だから。
見惚れるだけじゃなく、お願い事もしてくださいね」
(ご住職様の観音様への愛を感じる~)

そして、文字が読めない方のために絵で描いた般若心経。


「舎利子のシャリってご飯茶碗ですか?」と質問したら、
仏様のご遺骨を入れた仏舎利とのこと。
「ん」だけは表す絵がなく、「ん」だそうです。

皆様、京都南山城十一面観音巡礼、いかがでしょうか。

では、今日も良い一日を。
毎日毎夜、厳しい暑さ! 熱中症にお気をつけてくださいね。






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